フィリピンバギオ留学のメリット・デメリットとは?オススメ校も紹介

「バギオ留学のメリット・デメリットは?」

「バギオってどんなところ?」

「バギオのオススメ留学校を知りたい」

このようなお悩みはありませんか?

バギオ留学のメリット・デメリットを理解することで、よりあなたの希望に合った学校を選ぶことができます。

留学エージェントのWebライターで、3回の留学経験をした私が解説します。

この記事を読むと、フィリピンのバギオ留学について知識が深まり、自分にあった留学先なのかどうかを知ることが出来ます。

目次

バギオの特徴

バギオは、首都マニラのあるルソン島に位置しており、標高1500mにある高原都市です。

避暑地として有名で、乾季になると猛暑を避けるために、政府機関がマニラから移されるので、夏の首都(サマーキャピタル)とも呼ばれます。

また、フィリピン有数の教育都市の1つでもあり、人口の半分以上は学生です。

フィリピン大学を始めとした有名大学が多く存在しているため、アカデミックな環境が整っています

バギオ留学のメリット5選

ここでは、バギオ留学のメリットを5つご紹介します。

語学留学先としてバギオを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

① 勉強に適した気温

バギオは標高が高いため、年間平均気温は20度前後で、勉強に適した気温です。

暑さに体力を奪われることがなく、集中して勉強することが出来ます。

ちなみに、バギオは1年中快適な気温で、避暑地になっていることから、フィリピンの軽井沢とも言われています。

基本的にエアコンなしで生活できるため、冷房装置のない学校も珍しくありません。

ただ、朝晩はひんやりとしていて、日によっては厚手の上着が必要になります。

② 治安が良く安全

バギオは、フィリピンの中でも治安が良く、安全な街として定評がある地域です。

昔から富裕層が多いエリアなので、街の財政が安定していて、公務員も十分な給料を得られます。

そのため、汚職に手を染める警察官が少なく、街の治安維持に努めてくれるので、犯罪率がとても低いです。

例えば、バギオのタクシードライバーは、きちんとメーター通りに請求してくれて、恐喝してくることも滅多にないので、安心して利用できます。

ただし、軽犯罪が起きないわけではないので、貴重品の管理など最低限の安全対策はするようにしましょう。

③ 費用が安い

物価が安いフィリピンの中でもバギオは、さらに安いです。

特に果物や野菜は栽培地ということもあり、新鮮なものがマニラやセブの半額程度の値段で売られています。

家賃や授業料も、他の都市と比べると1ヶ月あたり2~3万円安いです。

また、バギオには娯楽施設が少なく観光地も限られているため、娯楽費があまりかかりません。

マニラまで行くのにも、バスで5~7時間かかるので気軽に遊びに行くことは難しいです。

このように、バギオはかかる費用が安いため、リーズナブルに留学することが出来ます。

④ 日本人が少ない

最近、注目されているバギオ留学ですが、日本人留学生の数はまだまだ少ないです。

フィリピンは、年間3万人もの日本人が留学していますが、多くの学生はセブ島を選びます。

その理由は、日本資本の語学学校が集中するからですが、韓国資本の学校でも半分は日本人という時もあります。

バギオ留学は日本人比率が低い分、日本語に触れる機会が少ないので、英語漬けの留学生活を送ることが可能です。

⑤ スパルタ校が多く集中して勉強できる

バギオは、スパルタ授業発祥の地として知られており、スパルタ校がとても多いため集中して勉強出来るでしょう。

何がスパルタなのかというと、平日は外出が禁止されていたり、1日8時間授業があったり、母国語禁止ルールがあったりします。

特に、スパルタコースを選択すると、早朝と夜に強制参加の授業や自習も入るので、1日中英語の勉強をすることになります。

ちなみに、ルールを守らないとペナルティを課されることも。

ここまで厳しい環境だと、普段だらけてしまう人でも緊張感を持って勉強出来るので、短期間でも英語力アップを期待できるでしょう。

バギオ留学のデメリット

留学生にとって魅力的なバギオですが、デメリットもあるので紹介します。

空港からのアクセスが悪い

バギオには空港がないので、マニラの空港からバス移動となりますが、そのアクセスが悪いです。

空港からバスターミナルに行くのも、タクシーで15分以上かかります。

また、バギオまでの長距離バスは通常5時間程の距離なのですが、大体渋滞にはまるので6~7時間もかかります。

そのため、数週間の短期留学にはあまり向いていません。

しかし、バギオの語学学校は、空港からの送迎サービスを提供しています。

団体送迎となるので、入学日が指定されていますが、移動時間にクラスメイトと交流すれば時間を有効活用することが出来るでしょう。

海が遠いため気軽に行けない

バギオは海が遠いため、放課後や週末に気軽に海へ行くことが難しいです。

近くの海でも、バスで1~2時間程度かかります。

そのため、休日はフィリピンの綺麗な海で気分転換をしたい人には、大きなデメリットとなるかもしれません。

しかしバギオから観光客がよく訪れるサン・フェルナンドは、直行便のバスが出ていて、約2時間で着きます。

1日時間に余裕があれば、のんびり過ごすことができるでしょう。

雨季に注意

バギオの雨季は5~10月ですが、山岳地帯なので降雨量がかなり多いです。

台風シーズンと重なる8月は雨季のピークで、平均降雨量は500mmにもなります。

ちなみに、東京の台風シーズン(9月)の降雨量は190mm前後なので、雨量は東京の3倍以上です。

ルソン島は、台風が直撃しやすい地域ですが、バギオは特に雨が集中します。

さらに、バギオの雨は日本と違って短時間で集中的に降るため、浸水被害も起きやすいです。

そのため、雨季に外出する際は、先生の指示に従うなど、安易に出歩かないようにしましょう。

バギオ留学が向いている人はこんな人

上記でご紹介したメリット・デメリットを踏まえると、バギオ留学が向いている人はこんな人です。

  • とことん集中して勉強したい人
  • 日本人が少ない環境で英語漬けの生活を送りたい人
  • 優秀な講師とカリキュラムが揃ったスパルタ校に通いたい人
  • 中長期留学を考えている人
  • アクティビティなどの娯楽が必要ない人

バギオ留学の最大の魅力は、集中して勉強できる環境が整っている所です。

娯楽から離れて、確実に英語力をアップさせたい人にはオススメの留学先だといえます。

オススメの語学学校

ここでは、オススメの留学校を4つご紹介します。

もし、「学校が多すぎて自分にあっているか不安…」という方は、手数料無料の留学エージェントの利用がおすすめです。

直接学校に申し込むよりも安く手配が可能なので、使わない手はないですね。

フィリピン留学エージェント「セブリッジ」は、最低価格保証・手数料無料で直接学校に申し込むより安く手配が可能です。

① PINES

  • 留学期間:2週間~
  • 日本人スタッフ:有
  • 日本人比率:2~3割

PINESは、2001年に開校された老舗の英語学校ですが、2018年に広大な敷地を持つ新キャンパスとなりました。

TOEFLやIELTSの公式テストセンターにも指定されています。

レベルが10段階と細分化されていることが特徴で、自分のレベルに合ったレッスンを受講出来ます。

また、スパルタコースを選択すると、平日は外出禁止となり、週末も門限が指定されているのが勉強に集中できるポイントです。

講師は、2ヶ月に渡る採用試験に合格しなければならず、入社後も定期的に評価及びトレーニングが実施されるので、レッスンの質も高いのでオススメ。

独自に開発したオリジナル教材を使用しているので、短期間でも英語力が伸びるカリキュラムを提供しています。

② JIC

  • 留学期間:1週間~
  • 日本人スタッフ:有
  • 日本人比率:3割

お手頃な値段で、質の高いレッスンを提供することをコンセプトに運営している学校。

外出禁止、母国語禁止ルールに加えて、強制自習と単語テストがあり(コースによる)、ストイックなスケジュールが組まれています。

またブリッジ戦略で2段階の学習カリキュラムを採用していて、第1段階では基礎力アップを、第2段階では留学後の目的によってカリキュラムをカスタマイズ出来るようになっています。

欧米圏への渡航予定者には、ワーホリ準備コースや試験対策コース、英語学習が初めての人には、超初級者コースなど、幅広いコースが用意されているのもポイント。

③ BECI The Cafe

  • 留学期間:1週間~
  • 日本人スタッフ:有
  • 日本人比率:1~2割

使える英語を身につけてもらうため、スピーキングに特化したプログラム(REHAB)を提供している学校。

発音矯正レッスンでは、ネイティブ講師が直接指導してくれます。

また、講師の採用基準も厳しく、大学で成績上位10%以上であったことが条件なので講師の質がいいです。

平日は外出禁止ですが、母国語禁止ルールはなく希望者以外はセミスパルタ式となります。

学生が多国籍であることも特徴的で、サウジアラビアやベトナム、タイなど様々な国の留学生と交流する機会があります。

バギオの閑静な高級住宅街にあり、ラウンジからバギオ市街を一望出来るのも嬉しいポイント。

④ MONOL

  • 留学期間:1週間~
  • 日本人スタッフ:有
  • 日本人比率:3割

独自の教材を使用した復習特化型のカリキュラムを採用している学校。

セミスパルタ式で、平日の外出は許可されていますが、課題が多く復習で余裕がないので、外出する人は少数派です。

また、母国語禁止ルールは、かなり厳しく罰金制度まで設けられています。

バギオで最安値と言われる6人部屋がある他、3+1部屋という講師と共同生活ができるユニークな部屋も用意されています。

国籍バランスが良く、モンゴルやスペインなどフィリピン留学では滅多に会わない国籍の学生と知り合えるチャンスです。

まとめ

今回は、バギオ留学のメリット・デメリット、オススメ校についてご紹介しました。

バギオは、フィリピンで唯一涼しい気候で治安も良く、英語の勉強に集中出来る条件が揃っています。

日本人が少ない上に費用も安いので、コスパ良く留学するには適した場所です。

この記事を参考に、バギオ留学が自分に合っているかどうか考えてみてください。

よくある質問

バギオの特徴を教えてください

バギオは、首都マニラのあるルソン島に位置しており、標高1500mにある高原都市です。

避暑地として有名で、乾季になると猛暑を避けるために、政府機関がマニラから移されるので、夏の首都(サマーキャピタル)とも呼ばれます。

バギオの雨季は5~10月ですが、山岳地帯なので降雨量がかなり多いです。

バギオ留学のメリットを教えてください
  • 勉強に適した気温
  • 治安が良い
  • 費用が安い
  • 日本人が少ない
  • スパルタ校が多い

などバギオ留学にはたくさんのメリットがあります。

バギオ留学のデメリットを教えてください
  • 空港からのアクセスが悪い
  • 気軽に海などの観光地に行けない
  • 雨季には注意が必要

などのデメリットがあるので、自分の留学の目的と確認してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

これまでのフィリピン留学の経験を皆さんに発信しています。

フィリピン留学をしたいけど実際に効果はあるのか?費用はどうなのか?皆さんが気になることを詳しく解説します。

フィリピン留学に対する疑問や不安を、留学mateを通じて解消していただければ幸いです。

目次
閉じる