最近話題のフィリピン留学!留学するメリット・デメリットを徹底解説!

フィリピン留学 メリット

フィリピン留学が良いってSNSで見たんだけど

「フィリピン留学のメリットって?」

「フィリピン留学のデメリットも知っておきたい」

と悩んでいませんか?

最近SNSなどで話題になっているフィリピン留学ですが、メリットばかりが発信されているケースが多いです。

なぜなら、フィリピン留学をしてもらう事ばかりを考え、デメリットを隠してしまうからです。

そこで今回は、留学エージェントのWebライターで合計3年間の海外留学をした私が、フィリピン留学のメリット・デメリットについて徹底的に解説します。

この記事では、フィリピン留学の良い面だけではなく、悪い面についても詳しくお伝えします。

この記事を読むと、フィリピン留学のメリットもデメリットも理解することができ、自分にフィリピン留学が向いているのかを知ることができます。

結論は、治安面やインフラ面、語学学校の当たり外れなど、フィリピン留学をする上でのデメリットはありますが、費用を安く抑えたい人や英語が初級レベルの人にとっては、フィリピン留学をするメリットの方が大きいと言えます。

目次

最近話題のフィリピン留学

最近では、世界的なインフレと円安の影響で、コスパの良い留学先としてフィリピンが注目されています。

フィリピンの公用語は英語で、英語話者は人口の9割を超えると言われており、アジアで英語を学ぶには最適な環境となっています。

コロナの影響も落ち着いたことから、フィリピンへ留学して英語を学ぶ学生や社会人が増えています。

フィリピン留学 7つのメリット

それでは、フィリピン留学のメリットを7つお伝えします。

費用が安い

フィリピン留学で最も挙げられるメリットは、費用が安いという点です。

フィリピンの物価は日本の3分の1程度と言われ、1ヶ月の学費はだいたい15~30万円です。

学費に滞在費と食費が含まれていることも、フィリピン留学が人気を集める理由の1つとなっています。

日本からアクセスしやすい

日本からマニラやセブなどのフィリピンの大都市までは直行便が出ており、アクセスがしやすいです。

フライト時間も比較的短く、東京からセブまでは片道5時間半です。

また、時差がわずか1時間なので、体調管理がしやすく、到着後スムーズに英語の勉強を開始することができます。

マンツーマンレッスンが基本

フィリピン留学の英語レッスンは、マンツーマンレッスンを基本としたカリキュラムになっています。

例えば1日6コマレッスンがあったとして、4コマがマンツーマン、2コマがグループというような配分です。

そうすると、アウトプットの量が多くなるので、日本人の苦手とするスピーキング力が伸びやすいです。

学校寮が充実している

留学の滞在先といえば、ホームステイをイメージするかもしれませんが、フィリピン留学では学校寮に滞在することが一般的です。

学校寮には1日2~3食の食事がついており、学校のスタッフが週に2~3回掃除と洗濯をしてくれます。

セキュリティ対策も万全なので、安心して勉強に集中できる環境があります。

日系の語学学校が多い

フィリピン留学の中でも、特にセブは日本人留学生から人気のエリアであるため、日系の語学学校が多いです。

日系の学校では日本人スタッフが働いているため、日本語で丁寧なサポートを受けることができます。

寮の食事も日本食を中心に提供している学校もあるので、海外留学が初めてでも快適に過ごせます。

リゾートも楽しめる

フィリピンは世界中から観光客が集まるリゾート地なので、留学すると南国ライフを楽しむことができます。

セブのマクタン島に行けば五つ星ホテルでラグジュアリーな滞在を楽しめますし、ボラカイ島やカオハガン島まで足を延ばせば透明度の高いブルーオーシャンを堪能できます。

仕事の息抜きも兼ねて、リゾート留学をする社会人も増えています。

ビザの手続きが簡単

フィリピン留学はビザの手続きが簡単で、30日以内の滞在であれば、ビザなしで留学することができます。

30日を超える場合は観光ビザの延長が必要ですが、基本的に語学学校が手続きを代行してくれるので、留学生は必要書類を学校へ渡すだけです。

留学期間に関係なくSSP(特別就学許可証)の申請と、60日以上の滞在の場合はACR-Iカード(外国人登録証)の申請も必要ですが、これらの手続きも学校が代行してくれます。

フィリピン留学 7つのデメリット

続いて、フィリピン留学のデメリットを7つご紹介します。

治安の良くないエリアがある

フィリピンは日本と比較すると、まだ発展途上で貧富の差が激しいので、エリアによっては治安が良くないです。

フィリピンの中でも治安の良好だと言われるセブでも、スラム街などに行けば盗難の被害に遭うリスクがあります。

語学学校のあるエリアは基本的に安全ですが、危ないエリアには近づかないなどの一般的な防犯対策をする必要があります。

インフラ面が劣る

フィリピンの経済成長率は、ASEAN(東南アジア諸国連合)の中でもトップクラスですが、国の成長にインフラ面の整備が追いついていません。

そのため、不衛生な食事を出されたり、シャワーの水圧が弱かったり、WiFiの速度が遅かったりして、日本人にとってはストレスになることが多いです。

日系の語学学校では、日本の生活レベルに近くなるように工夫されていますが、ある程度の不便さは覚悟する必要があるでしょう。

ネイティブ講師ではない

フィリピン留学で英語を教える講師は基本的にフィリピン人講師で、英語のネイティブ講師ではありません。

講師にもよりますが、フィリピン人の英語講師の特徴としてよく挙げられるのが、「話すスピードがゆっくり」「ネイティブがよく使う表現やスラングについて詳しくない」というものです。

ただし、フィリピン人は日本人と同じように英語を第2言語として学んでいるため、外国人にわかりやすく英語を教えるノウハウを熟知しています

留学生の国籍が偏りがち

フィリピン留学は地理的な理由で、アジア系の留学生が多く、学校によっては留学生の国籍が偏りがちです。

日系の語学学校では日本人比率が高く、韓国系の語学学校では韓国人比率が高くなるので、国際交流ができる環境ではなかった、ということもあります。

そのため、学校を決める際は国籍比率のバランスにも注目する必要があります。

講師や語学学校に当たり外れがある

フィリピン留学では、講師や語学学校に当たり外れがあるのも現状です。

というのも、フィリピンの語学学校の数は多く、セブ島だけでも100校を超えると言われているので、講師や語学学校の質にも差が生じています。

また、学校ごとに校風が異なるので、自分に合った学校を見つけることが難しく、学校選びに失敗しやすいという特徴もあります。

リゾートエリアが限られている

フィリピンといえば、青い海が広がる美しいビーチをイメージする方は多いはずですが、実際には、そのような観光客向けのリゾートエリアは限られています。

リゾート地として世界的に有名なセブでも、セブ市内は混雑していて空気も汚く、リゾートな雰囲気はあまりありません。

そのため、ビーチにこだわりのある方だと、留学するエリアによってはがっかりしてしまうかもしれません。

台風シーズンがある

台風のニュースでよく名前が出てくるフィリピンですが、台風シーズンがあり、ピーク期は8月あたりです。

同じフィリピンでも台風が滅多に通過しないエリアもありますが、特にマニラやバギオが位置するルソン島は、台風が直撃しやすいエリアなので、夏休みの時期に留学してしまうと台風の影響を受けることがあります。

フィリピン留学に向いている人はこんな人

フィリピンへ留学するメリット・デメリットを踏まえて、フィリピン留学に向いている人はどのような人なのか、まとめてみました。

費用の安さ重視の人

欧米圏へ留学することを考えると、フィリピン留学の費用はかなり安いです。

そのため、フィリピン留学はなるべく費用を抑えたい社会人や、子供と一緒に親子留学を考えている人に向いているでしょう。

短期留学をしたい人

フィリピン留学は、会社や学校の都合でどうしても長い休暇が取れないけど留学をしたい人にもぴったりです。

フィリピン留学はマンツーマンでしっかりと英語力を伸ばせるので、1ヶ月未満の短期留学も人気があります。

英語が初級レベルの人

フィリピン留学をする留学生の多くは、英語が初級レベルだと言われており、講師も初心者への指導方法を熟知しています。

英語力に自信がなくても、フィリピン留学なら講師と1対1で英語の基礎をしっかりと身につけることができます。

まとめ

今回は、フィリピン留学のメリット・デメリットを7つずつご紹介しました。

フィリピンはまだまだ発展途上国であることから、日本と比較すると治安面やインフラ面で劣る部分が多く、そのような環境が留学する上でのデメリットになってしまいます。

しかしながら、欧米圏への留学と比較するとフィリピン留学の費用は安く、日本からアクセスもしやすいので、安い費用で留学したい方や気軽に短期留学をしたい方は、ぜひ留学を検討してみてください。

よくある質問

フィリピン留学の学費には滞在費も含まれていますか。

はい、基本的にフィリピン留学の語学学校の学費には、滞在費が含まれています。

また、週に2~3回の清掃代や洗濯代も含まれているケースが多いです。

フィリピン留学のビザ申請代行サービスを受けたいのですが、留学エージェントに申し込むべきですか。

留学エージェントを通してビザ申請代行サービスを受けることは可能です。

また、多くの語学学校でもビザ申請代行サービスを行っているので、留学予定の学校へ詳細を問い合わせてみてください。

セブ島留学を考えていますが、8月は台風シーズンですか。

フィリピンの台風シーズンのピークは8月頃ですが、セブ島に台風が直撃することは少ないです。

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この記事を書いた人

学生時代に交換留学で1年間イギリスに留学。卒業後は、日本語教師として働きながら、フランスでワーキングホリデー留学と語学留学を経験。現在は、マルタ島在住で主にフリーランスライターとして活動。

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