英語学習を目的とした海外留学ならマルタ共和国がおすすめ！留学情報まとめ

「海外留学をしたいんだけど、マルタ留学ってどうなの？」

「マルタ留学についてもっと詳しく知りたい」

このようなお悩みありませんか？

最近では、マルタ共和国への留学の需要が高まっています。

なぜなら、マルタ共和国は英語が公用語で留学生向けの英語学習環境が整っており、治安が良くリーズナブルにヨーロッパ留学を実現できるからです。

そこで今回は、留学エージェントのWebライターで合計3年間の海外留学をして、現在はマルタ共和国に在住している私が、マルタ共和国での留学について解説します。

この記事では、マルタ共和国の留学情報をまとめてお伝えします。

この記事を読むと、マルタ共和国とはどのような所かということと、マルタ留学の特徴を知ることができます。

結論は、マルタ留学はリーズナブルに英語を学べる他、国際交流やアクティビティを通してメリハリのある留学生活を送ることができ、治安も良好なので海外初心者にもおすすめです。

マルタ共和国の基本情報

正式国名	マルタ共和国
首都	バレッタ（Valletta）
面積	316㎢（東京都23区の半分ほど）
人口	約52万人（2022年）
宗教	カトリック教（国民の約9割）
通貨	ユーロ
日本との時差	－8時間（サマータイム時は－7時間）

マルタ共和国での海外留学の特徴

それでは、マルタ共和国での海外留学の特徴を7つご紹介します。

日本人の少ない環境で英語力を伸ばせる

最近ではマルタ共和国へ留学する日本人が増加傾向にありますが、それでもフィリピンや他の英語圏と比較すると、マルタは日本人が少ない環境となっています。

そのため、英語環境に身を置いてスピーキングなどの実践的な英語スキルを磨くことができます。

ただし、夏のハイシーズンには日本からの留学生が急増するので、その時期に留学する場合は学校選びがとても重要となります。

異文化交流ができる

マルタ共和国は留学生を始め外国人観光客や移住者が多く国際的な環境なので、留学をすると異文化交流をする機会が多いです。

他のヨーロッパ諸国・アフリカ・アジア・中東・南米など、日本ではあまり知り合うきっかけがない国籍の友達ができるかもしれません。

アクティビティが多く勉強以外の時間も楽しめる

マルタ共和国の語学学校はアクティビティを充実させている所が多く、勉強以外の時間も楽しめます。

特に夏のハイシーズンは、毎日のようにビーチでの交流会やマリンスポーツ、国内観光やBBQなど様々なアクティビティが行われるので、友達作りもしやすいです。

ただし、しっかりと英語力をアップさせたい場合は、遊び中心の生活にならないように注意しましょう。

リーズナブルに留学できる

マルタ共和国は、イタリア・フランスなど他のヨーロッパ諸国や、イギリス・アメリカなど他の英語圏の国と比較すると物価が安いため、リーズナブルに留学をすることができます。

特にマルタ国内で生産されている野菜や果物は割安なので、自炊中心の生活を心がけることで生活費を大きく抑えられます。

また、中・長期留学をすると語学学校が大きく割引してくれる場合もあるのでお得です。

治安が良く初心者向き

マルタ共和国はヨーロッパ内で治安が良い国としても有名なので、海外が初めてという方や英語が初級レベルで不安という方にもおすすめできる留学先です。

実際に海外が初めてという留学生は多く、女性が夜1人で歩いて帰るという光景もよく目にします。

しかしながら、海外である以上日本と同じようにというわけにはいかないので、最低限の防犯対策はするように心がける必要があります。

短期留学が人気

マルタ共和国への留学では、学校の長期休みや転職期間などを利用した3ヶ月未満の短期留学が人気です。

また、3ヶ月未満だと学生ビザを申請する必要もないので、気軽に留学をすることができます。

中でも人気が高いのが1ヶ月未満の短期留学ですが、時間的・金銭的に余裕がある場合は英語力の伸びを実感できるといわれている3ヶ月を選択すると、より満足のいく留学にできるかもしれません。

世界遺産を楽しめる

日本ではあまり知られていないのですが、マルタ共和国には首都のバレッタを始めとする世界遺産がたくさんあります。

中世にタイムスリップしたような雰囲気を味わえる古都イムディーナや、紀元前4500年から存在する巨石神殿群など、歴史好きな人にとってはとても魅力的な留学先だといえるでしょう。

日本からの渡航に時間がかかる

マルタ共和国への留学でデメリットとしても挙げられることが多いのが、日本からの渡航に時間がかかるという点です。

現時点では日本⇔マルタ間の直行便が運航されていないため、渡航する場合はアラブ首長国連邦や他のヨーロッパ諸国で飛行機を乗り換える必要があります。

そのため、乗り換え便によっては移動に24時間以上かかるケースもあり、1ヶ月未満の短期留学の場合は時差ぼけなどで体力を消耗してしまいやすいです。

マルタ共和国での海外留学ならマルタ島がおすすめ！

マルタ共和国には、マルタ島・コミノ島・ゴゾ島と3つの島がありますが、マルタ共和国での海外留学ならマルタ島がおすすめです。

その理由を以下で解説します。

マルタ島ってどんな所？

マルタ島はマルタ共和国で最も栄えている島で、語学留学が盛んに行われています。

また、観光客も多く外国人移住者もたくさん住んでいることから、留学生でも過ごしやすい環境があります。

マルタ島留学の種類

マルタ島留学には、語学留学（短期・中期・長期）以外にも大学留学や、インターンシップ留学、ボランティア留学などがあります。

人気が高いのは英語学習を目的とした語学留学ですが、中にはマルタ大学へ留学する方や語学学校でインターンシップ・プログラムに参加する方もいます。

主要留学エリア

マルタ島の主要留学エリアは、首都バレッタやスリーマ、セントジュリアン、ゴゾ島となっています。

世界遺産を楽しみながら留学したい場合は首都バレッタ、利便性を求めるならお店が充実しているスリーマ、放課後やナイトライフを楽しみたいならセントジュリアン、落ち着いた環境で勉強したいならゴゾ島など、自分の希望に合った留学先を選べます。

語学学校が多い

マルタ島では留学ビジネスが盛んに行われていることから語学学校が多く、英語コースの選択肢も豊富です。

特にスリーマやセントジュリアンは留学の中心エリアでもあるため、様々な語学学校があります。

マルタ島留学の費用目安

マルタ島留学にかかる費用目安は、1ヶ月あたり60万円前後と考えておけばZいいでしょう。

この費用には、学費や生活費、日本からの渡航費など留学に必要だと思われる費用が全て含まれていますが、最近の円安や物価上昇などにより留学の費用が大きく変動する場合があるので、あくまでも参考程度にお考えください。

意外と気になるマルタ人の国民性

マルタ共和国へ留学する場合に、意外と気になるのはマルタ人の国民性なのではないでしょうか。

もちろん人によりますが、一般的によくいわれるマルタ人の国民性を以下にご紹介します。

フレンドリーで親切

マルタ人は島国ということもあってか、フレンドリーで親切な人が多いです。

道に迷っていたり困った顔をしたりしていると、向こうから積極的に声をかけてくれるので、海外生活に不慣れな方でも暮らしやすいです。

私自身もマルタに来て間もない頃は、マルタ人に道順やバス乗り場の場所を教えてもらうことがよくありました。

感情をストレートに表現する

マルタ人はフレンドリーで親切な一方で、感情や思ったことをストレートに表現する人も多いです。

特に喧嘩となるとかなりダイナミックで、お互いに意見を主張し合って大声で言い合いをしている様子もたまに見かけます。

したがってマルタ人は、イタリアやスペインなどの南ヨーロッパ気質があるといわれることもあるようです。

英語を第二言語として学んでいる人が多い

マルタ人は英語を第二言語として学んでいる人が多く、日常会話レベルの英語をマスターしている人は結構います。

そのため、第二言語として英語を学ぶ大変さを理解してくれるので、英語初心者にはゆっくり話してくれたり簡単な単語を使ってくれたりします。

マルタ共和国での海外留学に必要な英語力・留学効果

最後に、マルタ共和国での海外留学に必要な英語力と留学の効果について説明します。

初級レベルからOK

マルタ共和国での留学は英語力の条件を提示していない語学学校がほとんどなので、自己紹介ができるかできないかくらいの初級レベルであっても問題なく留学することができます。

ただし、初級レベルのクラスは日本人が多くなりがちなので、日本人の少ない環境で勉強を進めたい場合は、渡航前に日常会話レベル以上の英語力を身につけてきた方がいいでしょう。

マルタ共和国での留学効果

マルタ共和国での留学は国際的でアクティビティの多い環境であるため、スピーキングなどのアウトプットのスキルが伸びやすいです。

留学効果を実感したいという場合は、3ヶ月のマルタ留学がおすすめです。

また、マルタ人の英語の発音を気にする方は多いですが、マルタ語訛りの英語を話す人もいれば、きれいなイギリス英語を話す人もいるので、色々なアクセントの英語に触れられる機会がある分リスニング力が鍛えられます。

まとめ

今回は、マルタ共和国の留学情報をまとめてお伝えしました。

マルタ共和国は最近日本人留学生が増加傾向にありますが、時期によっては日本人比率が低く、国際的な環境に身を置いて英語を勉強できる留学先です。

留学費用が高くてイギリス留学やアメリカ留学を諦めたという方は、マルタ留学を検討してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

マルタ人の英語が訛っていると聞いたのですが、語学学校の講師はどうでしょうか。

基本的に留学生から人気の語学学校では、英語の発音がきれいな講師を採用しています。

学校によっては全講師がネイティブレベルという所もあるので、講師の発音にこだわりがある場合はそのような学校を選ぶといいかもしれません。

マルタ留学でホームステイはできますか。

はい、もちろん可能です。

語学学校でホームステイ先を手配してくれる所も多いので、留学予定の学校へ確認をしてみましょう。

30代後半なのですが、同年代の多い落ち着いた環境で勉強できる学校はありますか。

はい、学校によっては30代以上を対象とした英語コースを開講している所もあります。

例えば、EC Maltaという語学学校にはEC Malta 30+という30代以上を対象としたコースがあります。