フィリピン・マニラ留学でおすすめの語学学校は?メリットとデメリットも解説

マニラ 留学 フィリピン

フィリピン留学といえば、マニラ留学が有名だけど

「マニラってどんな所なんだろう」

「マニラ留学のメリット・デメリットって?」

「マニラ留学でおすすめの語学学校が知りたい」

と悩んでいませんか?

フィリピン留学というと大都市のセブ島やマニラが有名ですが、多くの留学生はセブ島を選ぶ傾向にあります。

なぜなら、マニラはフィリピンの首都で生活しやすいエリアであるものの、治安の良くないイメージが強いため、留学先として選ぶことに抵抗のある学生が多いからです。

そこで、留学エージェントのWebライターで合計3年間の海外留学をした私が、マニラ留学について解説します。

この記事では、マニラ留学のメリット・デメリットと、おすすめの語学学校をお伝えします。

この記事を読むと、マニラ留学の魅力的な部分を知ることができて、留学するべき語学学校がわかります。

結論をお伝えすると、マニラは治安の良いエリアにある学校に通うと、都会の活気を感じながら安全に留学できて、現地での就職も目指せる留学先です。

それでは、順番に説明していきますね。

目次

フィリピン・マニラってどんな所?

まずは、フィリピン・マニラはどのような所かご説明します。

フィリピンの首都

マニラはフィリピンの首都で、フィリピン北部のルソン島にあります。

正式名称はメトロマニラ(マニラ首都圏)で、マニラ市を含む16の市と1つの町で構成されています。

世界第5位の大都市

マニラ首都圏の人口は約1,348万人(2020年)で、それはフィリピン全体の人口の約8%にあたります。

首都圏近郊の人口も数えると2,000万人を超えるほどで、世界第5位の大都市と言われています。

経済成長が著しい

マニラはフィリピンで最も経済成長が著しい場所で、高層ビルやショッピングモールの建設が急速に進んでおり、世界的にも重要な都市として高い評価を受けています。

近代的でカジノなどの娯楽施設も充実していることから、移住する外国人も増加傾向にあります。

1年中暑い気候で降水量が多い

マニラは熱帯性気候に属しているため、高温多湿で1年中暑くジメジメとしています。

6~10月の雨季になると雨量が急に増え、台風が到来しやすい7~8月は月間降水量が400mm近くになって、数日間洪水が続くこともあります。

東洋の真珠と言われるほどの美しい街並み

マニラは16世紀のスペイン統治時代から首都として重要な役割を果たしてきましたが、ヨーロッパらしい歴史的な建物が混在する美しい街並みは、東洋の真珠と称されてきました。

特に、フィリピン最古の教会とされるサン・アグスティン教会は世界遺産にも登録されていて、多くの観光客を魅了しています。

マニラ留学のメリット

ここでは、マニラ留学のメリットについて解説します。

講師およびレッスンの質が高い

マニラはフィリピンの教育の中心地でもあることから、英語教育に優れた講師が多く集まっているため、他の地域よりも質の高いレッスンを受けられます。

また、語学学校同士の競い合いが激しく、それぞれの学校が工夫して講師・レッスンの質を改善しているので、留学生にとっては大きなメリットとなっています。

インフラが整備されていて生活しやすい

フィリピンは街によってインフラが整備されておらず、シャワーが出なかったり停電が起きたりというトラブルが起きやすいですが、マニラはインフラが整っているため生活しやすいです。

インターネットや電気、水道、買い物など生活に必要なものは、日本と変わらないレベルで利用することができます。

日本からの直行便が多い

日本からマニラに行く場合、東京や大阪、名古屋、福岡などの主要都市から直行便がたくさん出ているため、移動がとてもスムーズです。

飛行時間も5時間弱なので、1週間の短期留学でも限られた時間を有効活用することができます。

日系の語学学校がある

セブ島は日系の語学学校が多いことで有名ですが、実はマニラにも日系の学校があり、日本語で丁寧なサポートを受けられます。

また、外国資本の学校でも日本語を話せるスタッフが常駐している所もあるので、英語が初級レベルでも過度に心配する必要はありません。

現地就職を目指せる

フィリピン経済の中心でもあるマニラには、国内の企業だけではなく日系を始めとする外資系企業も集結しています。

そのため、接客から事務系まで幅広い職種の求人とインターンの募集が豊富にあり、留学後に現地就職を目指すことが可能です。

マニラ留学のデメリット

以下では、マニラ留学のデメリットを3つお伝えします。

治安があまり良くない

一般的に言われるように、マニラはフィリピン国内でも治安が悪いエリアに分類されています。

特に盗難などの軽犯罪が多く、2021年のマニラ首都圏では約11,000件もの被害が報告されているため、貴重品の管理には細心の注意を払い、ブランド物などの高級品は身につけないようにしましょう。

フィリピン国内では物価が高い

マニラの物価は、フィリピンの他のエリアと比較すると少し高めで、外国人向けのおしゃれなレストランに行くと1食1000円前後になることもあり、学費(滞在費込み)は15~25万円あたりが相場です。

しかしながら、欧米圏へ留学した場合や、日本の物価と比べると安いものがほとんどで(3分の1程度)、留学費用を大きく節約することができます。

頻繁に渋滞が起こる

マニラには、フィリピンでは珍しくLRTとMRT、PNRという3本の電車が走っていますが、治安面への不安から利用者が少なく車での移動がメインになっています。

そのため、特に朝夕の通勤・帰宅ラッシュ時には渋滞が起こりやすく、移動に1~2時間かかってしまうこともあります。

フィリピン・マニラ留学でおすすめの語学学校

最後に、フィリピン・マニラ留学でおすすめの語学学校を5つご紹介します。

コロナ禍の影響で日系の語学学校の休校・閉校が相次いでいるため、外国資本の語学学校が多めですが、ぜひ参考にしてみてください。

Face to Face English School

マニラから車で1時間半ほどの場所にあるタガイタイ市のアットホームな語学学校で、日本人とアメリカ人が共同で経営をしています。

少人数制にこだわりがあるため生徒数は最大で30人程度となっていて、講師も学生と同じ一軒家で生活をするので、レッスン以外でも英語漬けになって確実に英語力を伸ばせる環境があります。

Enderun College Language Center

観光とホスピタリズムの分野で国内トップを走るエンデラン大学付属の語学学校で、マニラ郊外の治安が良いエリアにあり、語学教育を専門とする優秀な講師陣によるレッスンは定評があります。

また、アジアに限らずヨーロッパやアフリカ、南米など様々な国籍の学生・講師が在籍していて、国際的な環境となっています。

マンツーマンとグループのレッスンをバランスよく取り入れたカリキュラムで、自分の意見を伝えられる英語を身につけることを目標としています。

SDA Language Center

タガイタイ市に近いシランというエリアにあり、韓国の大手英語教育機関であるSDAグループが設立した語学学校です。

講師との共同生活となるので24時間英語を使う環境となりますが、サッカー場やゴルフ場、農園、ジムなどが敷地内にあるため、リフレッシュもしっかりできます。

子供から大人まで年齢に合わせたプログラムを用意しているので、親子留学にもおすすめです。

CNN ケソン校

マニラの学園都市であるケソンシティにあり、25年間の長い歴史がある韓国資本の老舗学校です。

長く働いている講師が多く、クオリティの高いレッスンは信頼性もあり、フィリピンでもトップレベルの語学学校として評価されています。

また、話す・聞く・書く・読むの4技能をバランスよく伸ばすことを目指していて、24時間母国語を話すことが禁止されている英語寮に滞在すると、かなり集中的に英語を勉強できます。

C21 International Language School

こちらもケソンシティにあって、1999年から運営している韓国系の語学学校で、講師経験が最低5年ということを採用条件としているため、英語教育のノウハウを熟知した講師からレッスンを受けられます。

母国語禁止ルール(EOP)を徹底的に実施しており、違反者には罰金や退学などの厳しい罰則を設けて管理しています。

ボランティア活動など、レッスン以外のアクティビティも充実しています。

まとめ

今回は、マニラ留学のメリット・デメリットとおすすめの語学学校について解説しました。

マニラは治安の良いエリアにある語学学校も多く、田舎よりは都会派の人、短期留学で質の高いレッスンを受けたい人、留学後に現地就職してみたい人におすすめの留学先です。

この記事を読んでマニラ留学が気になった方は、ぜひ具体的な留学プランを考えてみてくださいね。

よくある質問

マニラは治安が悪いと聞きましたが、留学しても問題ありませんか。

はい、マニラの語学学校は治安の良いエリア(学園都市や高級住宅街)にあるものも多く、そのような学校へ通うことで、安全な留学生活を送ることができます。

マニラの物価は高いですか。

はい、フィリピン国内では物価が高いエリアです。

しかしながら、日本の物価と比較すると3分の1程度なので、なるべくローカルな生活を心がけることで留学費用を抑えられます。

マニラでおすすめの日系語学学校はどこですか。

Face to Face English School

こちらの語学学校は、日本とアメリカの共同資本で経営をしており、少人数制が徹底されていて講師と一軒家で生活をするスタイルなので、アットホームな環境で24時間英語漬けになりながら英語力を伸ばせます。

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この記事を書いた人

学生時代に交換留学で1年間イギリスに留学。卒業後は、日本語教師として働きながら、フランスでワーキングホリデー留学と語学留学を経験。現在は、マルタ島在住で主にフリーランスライターとして活動。

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