フィリピン・ダバオ留学のメリットとデメリットは?人気の語学学校もご紹介

ダバオ 留学 フィリピン

ダバオ留学が良いって聞いたことがあるけど

「ダバオってどんな所だろう」

「ダバオ留学のメリット・デメリットは?」

「ダバオ留学で人気の語学学校を知りたい」

と悩んでいませんか?

フィリピン留学というとセブ島やマニラが有名ですが、最近ではダバオ留学も注目され始めています。

なぜなら、留学費用が安いことや治安が良いことなど、他の都市より優れている点がたくさんあるからです。

そこで、留学エージェントのWebライターで、合計3年間の海外留学をした私が、ダバオ留学について解説します。

この記事では、ダバオ留学のメリット・デメリットと人気の語学学校をお伝えします。

最後まで読んでいただけると、ダバオという場所についての知識が得られ、ダバオ留学をすべき理由と人気が高い語学学校を知ることができます。

結論をお伝えすると、ダバオはセブ島やマニラに留学するよりもコスパが良く、落ち着いた雰囲気の中で勉強に集中できる留学先だと言えます。

それでは、順番に解説していきますね。

目次

ダバオってどんな所?

まず、ダバオはどのような所なのかを見てみましょう。

フィリピン第3の都市

日本ではあまり知られていませんが、ダバオは首都マニラとリゾート地セブ島に次ぐ、第3の都市です。

ダバオの人口は180万人以上(2021年)とされており、行政面積は2,400㎢で世界最大都市の1つです。

フィリピン南部のミンダナオ島にあるリゾート地

ダバオは、フィリピン南部のミンダナオという島の南東部に位置しています。

過ごしやすい気候で、都会と自然の両方を楽しめるエリアであることから、リゾート地としても人気があります。

フィリピン産フルーツの生産地

ダバオがあるミンダナオ島は農業が盛んで、国内だけでなく海外へ輸出するフィリピン産フルーツの生産地としても有名です。

特に日本で輸入されているバナナは、80%以上がフィリピンのミンダナオ島産だとも言われています。

かつて日本の移民が住んでいたエリア

20世紀の初め頃、農業開発に携わる日本人が移民としてダバオに住んでいました。

当時に移住した日本人の数は約2万人で、アジア最大の日本人街も存在していた程コミュニティの規模が大きかったため、ダバオには今でも日本食レストランが多く残っていて、日本人にとっては住みやすい環境となっています。

シニア世代のロングステイ先として人気

ダバオは、フィリピンで住みたい都市として様々なランキングでトップ3に入っており、多くのシニア世代からロングステイ先に選ばれています。

最近では、欧米人だけではなく日本人も、第2の人生をダバオで過ごす人が増えています。

ダバオ留学のメリット

ここでは、ダバオ留学のメリットを5つお伝えします。

  • 為替レート:1ペソ=2.4円

物価が安い

ダバオの物価は、セブ島やマニラに比べてかなり安く、例えば500円以下で食べられるレストランがたくさんありますし、タクシーは初乗り40ペソ(96円)で安全に乗ることができます。

学費(滞在費込み)も1ヶ月15万円程度からで、セブ島より5~10万円安く留学することが可能です。

セブ島よりも治安が良い

ダバオはフィリピンで最も安全な街であるとされており、セブ島よりも全体的に治安が良いです。

そこまで治安が良いのは、元大統領のドゥテル氏がダバオの市長を務めていた時に、厳しい条例・法律を作って徹底的に治安改善に取り組んだからです。

フィリピンで多発しているタクシーのぼったくりもダバオでは禁止されているため、ほとんど起きません。

台風がほとんど来ない

フィリピンに留学する時期によっては、災害時のことが心配になってしまいますが、ダバオは台風の発生海域よりも南にあるため、台風が来ることは滅多にありません。

また、雨季と乾季で雨量に大きな差がないことが特徴的で、1年を通して気候が安定しており過ごしやすいです。

日本人留学生が少ない

留学先として以前より注目されるようになったダバオですが、セブ島やマニラ、バギオなどと比較するとまだ知名度は低いです。

そのため、ダバオは日本人留学生が少なく、毎日英語漬けの環境でとことん勉強したい人に適しています。

学校が小規模で講師の質が高い

ダバオにある語学学校は生徒数100人以下の小規模校なので、グループレッスンでも発言する機会が多く得られます。

そして規模が小さい分、質の高い講師陣が揃っているので、効率よく苦手を克服して英語力を伸ばすことができます。

ダバオ留学のデメリット

続いて、ダバオ留学のデメリットをお伝えします。

語学学校が少ない

ダバオには片手で数えられる程度しか語学学校がないので、他の都市と比較すると学校の選択肢が少ないです。

さらに、ほとんどが韓国資本の学校なので、日本人スタッフが常駐していない所も多く、海外生活が初めてだと不安に感じてしまうかもしれません。

島内でテロが発生したことがある

ミンダナオ島は地域によってイスラム過激派組織が活動しており、2016年9月にはダバオ市内で爆破テロが起きました。

現在は、政府が厳しく取り締まっているのでダバオの治安は問題なく、外務省が発表している危険情報でも、ダバオ市内はレベル1となっているため、極端に怖がる必要はありませんが、念のため最新情報をチェックするようにしましょう。

お酒の販売が禁止されている時間帯がある

ダバオでは、街の治安を維持するために厳しいルールが導入されていますが、その1つが酒類の販売時間の規制です。

深夜1時~朝8時までの時間帯は、お酒の販売が禁止されているため注意してください。

路上喫煙が禁止されている

ダバオはタバコの規制も厳しく、時間帯に関係なく路上での喫煙が一切禁止されています。

そのような状況もあって、タバコを販売しているお店自体があまりないので、喫煙者は少し不便に感じるでしょう。

日本からの直行便がない

現時点では日本からダバオ行きの直行便は出ていないので、留学する場合はセブ島かマニラで飛行機を乗り換える必要があります。

乗り換え時間を考慮すると、日本からの移動時間は8~10時間かかるため、ダバオは1週間などの短期留学にはあまり向かないかもしれません。

ダバオ留学で人気の語学学校

最後に、ダバオ留学で人気の語学学校を2つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 為替レート:1ドル=136円。料金は、渡航時期やレートなどによって変動します。

E&G International Language Center

・日本人スタッフ ×
・学費 170,000円~/月
・生徒数 30~100人

2006年に設立されたダバオの老舗学校で、経験豊富な講師陣のレッスンは定評があり、市内唯一のTOEIC公式センターとして認可を受けている学校です。

そのため、試験対策のコースが充実していますが、英語レッスンにゴルフやインターンなどを合わせたユニークなプログラムも提供しています。

CAN ENGLISH CENTER

・日本人スタッフ ×(日本語が話せる外国人スタッフはいる)
・学費 139,000円~/月
・生徒数 5-20人

生徒数が少なくアットホームな雰囲気があり、ダバオ中心部から30分程の海沿いにある学校なので、じっくりと英語を勉強できる環境があります。

最も人気があるのは一般英語コースですが、フィリピンの伝統的なマッサージが学べるコースもあり、ダバオ政府も認める本格的なレッスンを受けられます。

まとめ

今回は、フィリピン・ダバオ留学のメリット・デメリットと、ダバオで人気の語学学校について解説しました。

ダバオは選べる語学学校の数は少ないですが、コスパが良いことに加えて、治安や災害の心配をせずに落ち着いて英語を勉強できる場所です。

この記事を読んでダバオ留学が気になった方は、ぜひ具体的な留学計画を立ててみてください。

よくある質問

ダバオ留学を考えていますが、治安は良いのでしょうか。

はい、ダバオは「フィリピンで最も安全な街」と言われるくらい治安は良好です。

場所によっては、セブ島よりも安全に生活することができます。

なるべく日本人が少ない環境で勉強したいのですが、ダバオは日本人が多いですか?

いいえ、ダバオは日本での知名度がまだ高くないため、日本人留学生は少ないです。

ただ、夏休みなどのハイシーズンには、学校の日本人比率が50%を超える場合もあります。

ダバオ留学のベストシーズンはいつですか?

1~3月だと雨が少なく涼しい気候になるので、留学におすすめです。

しかし、ダバオは1年を通して気候が安定しているので、どのタイミングで留学しても問題ありません。

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この記事を書いた人

学生時代に交換留学で1年間イギリスに留学。卒業後は、日本語教師として働きながら、フランスでワーキングホリデー留学と語学留学を経験。現在は、マルタ島在住で主にフリーランスライターとして活動。

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