フィリピン留学のホームステイってどんな感じ?費用や注意点も合わせて解説

フィリピン ホームステイ

フィリピン留学のホームステイに興味があるんだけど

「フィリピン留学でホームステイをすることはできるの?」

「フィリピンでのホームステイにかかる費用は?」

「フィリピンのホームステイをする場合の注意点を知りたい」

と悩んでいませんか?

フィリピン留学の滞在先は学校寮が主流となっており、ホームステイを選択する留学生は少数派です。

なぜなら、途上国であるフィリピンは、外国人が快適にホームステイできる環境があまり整っておらず、生活面に不安を抱く方が多いからです。

そこで今回は、留学エージェントのWebライターで合計3年間の海外留学をした私が、フィリピン留学のホームステイについて解説します。

この記事では、フィリピンのホームステイについてと、ホームステイをする上での注意点を主にお伝えします。

この記事を読むと、フィリピン留学のホームステイ事情について詳しくなり、ホームステイにかかる費用や注意点、自分にホームステイは向いているのかがわかります。

結論をお伝えすると、フィリピン留学のホームステイは衛生面や治安面など気をつけるべきポイントはありますが、語学学校では味わえない現地の生活を体験することができます。

目次

フィリピン留学のホームステイについて

まずは、フィリピン留学のホームステイについて解説します。

フィリピン留学でホームステイをすることは可能

フィリピンは日本と比べるとインフラの整っていない場所が多いものの、留学の滞在先としてホームステイを選択することは可能です。

特に、留学生から人気の高いセブ島やクラークでは語学学校がホームステイ付きのプランを提供しているため、初めての留学でも参加しやすいです。

フィリピンではホームステイが主流ではない

欧米圏の留学では良くあるホームステイですが、フィリピンではあまり主流ではなく、留学生を受け入れている家族が非常に少ないです。

そのため、現地に在住している欧米人や日本人など外国人の家庭が、ステイ先となるケースもあります。

講師の家がホームステイ先になる可能性も

日本では考えられませんが、学校の英語講師の家がホームステイ先になることも、フィリピン留学では珍しくありません。

気まずくなるかも…と心配になってしまうかもしれませんが、フィリピン人は基本的に気さくでフレンドリーなので、すぐに打ち解けることができるはずです。

滞在費が学校寮よりも若干高め

フィリピン留学では基本的に滞在費は学費に含まれているため、ホームステイを選択すると追加料金がかかり、滞在費が若干高くなります。

ただし、学校寮の1人部屋や学校と提携している高級コンドミニアム、高級ホテルを滞在先に指定すると、ホームステイの方が費用を抑えられる場合もあります。

シーズンによって値段が変わる

フィリピン留学は夏休みにあたる7~9月が繁忙期となっており、留学生で混雑するのでホームステイの留学費用が高くなる傾向があります。

一方で、4~6月や10~12月などの閑散期に留学をすると料金が割安になるので、社会人などで休暇の時期を調整できる方にとってはメリットです。

フィリピンでのホームステイに必要な費用

ここでは、フィリピンでのホームステイに必要な費用をご説明します。

  • 留学費用は、留学プランや為替レートによって大きく変動するので、参考程度にお願いいたします。

1ヶ月あたりの総費用

フィリピン留学でホームステイをした場合、1ヶ月あたりの総費用は30~50万円が相場です。

総費用には、学費・滞在費・生活費・娯楽費・渡航費などが含まれており、一般的に都市部へ行くほど価格帯は高くなります。

滞在費

フィリピン留学のホームステイ滞在費は、通常の学費に月1~10万円ほどの追加料金(部屋タイプによる)を別途請求される場合が多いです。

学校によっては、学費とホームステイの滞在費をセット料金にしています。

生活費

生活費は、食費(週末など)や日用品、アクティビティ参加費、娯楽費などで、1ヶ月3~4万円程度で考えると良いでしょう。

個々人のライフスタイルによって変わってくる費用なので、工夫次第で大きく節約することも可能です。

フィリピン留学でホームステイする際の注意点

以下では、フィリピン留学でホームステイする際の注意点をお伝えします。

衛生面に気をつける

フィリピンはインフラが完全に整備されていないエリアも多いため、留学する場合は衛生面に気をつける必要があります。

水道水を飲まない、火の通っていない生ものは食べないなど、特に飲食をする時には細心の注意を払うようにしましょう。

ローカルな屋台で食事をすると傷んでいる食材を提供される場合もあるので、フィリピンのホームステイでは、食事付きのプランにしておくと安心です。

ホストファミリーと相性が合わないことがある

ステイ先が講師宅だったとしても、性格や生活スタイルが全く違うと、相性が合わないこともあります。

欧米圏だとホストファミリーを変更するという選択肢が用意されていますが、ホームステイが普及していないフィリピンでは変更できないケースも多いです。

したがって、何か問題があった場合にステイ先を変更できるのか、あらかじめ確認しておきましょう。

治安の良くないエリアがある

セブ島などの観光地の治安は良好ですが、フィリピン全体での治安は日本より悪く、外国人を狙った盗難や強盗などの犯罪が相次いでいます。

ホームステイだとローカルな住宅街が滞在先となっていて、治安の良くないエリアと近い場合もあるので、事前に周辺の治安状況を把握するようにしてください。

通学に送迎がつくか確認する

ホストファミリーの家が語学学校から遠いエリアにある場合は、通学に送迎サービスがつくか確認しておきましょう。

学校やホストファミリーによっては車で送り迎えをしてくれるので、トラブルに巻き込まれやすいフィリピンの公共交通機関を利用する必要がなくなります。

ホームステイを提供している学校を選ぶようにする

フィリピン留学でホームステイをするのであれば、ホームステイを提供している語学学校を選ぶようにしてください。

個人で手配することも可能ですが、学校やエージェントを通した方が安全ですし、手続きがスムーズに進みます。

おすすめの語学学校:Universe English(セブ島)、クラークフィリピン留学院(クラーク)、APSE(タルラック)

フィリピンでのホームステイが向いている人

最後に、フィリピンでのホームステイが向いている人についてご説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

現地の生活を体験してみたい人

ホームステイをすると、学校寮やホテルでの滞在よりフィリピンの現地生活を体験することができます。

学校で英語を勉強するだけではなく、フィリピンの文化や習慣をより深く知りたいという好奇心旺盛な方にはホームステイがおすすめです。

学校以外で英語漬けの生活を送りたい人

フィリピン留学は1日のレッスン数が5~10コマと多いことが特徴的ですが、学校以外でもとことん英語漬けの生活を送りたい人はホームステイを選択するといいでしょう。

ステイ先が講師の家であれば、朝から晩まできれいな英語に触れることができるので、英語力も飛躍的に向上します。

体力に自信がある人

フィリピンは、どうしても衛生面で体調を崩しやすい環境なので、ホームステイは体力に自信がある人に向いていると言えます。

ステイ先が地方都市にある場合、病院までのアクセスが悪いこともあるので、病気がちな人にはおすすめできません。

積極的にコミュニケーションが取れる人

フィリピン人は陽気な人が多いので、積極的にコミュニケーションが取れる人だと、ホストファミリーとすぐに仲良くなることができます。

完璧な英語ではなくても、伝えようと前向きに話した方が良い関係を築けるのがフィリピンです。

神経質ではない人

フィリピンは文化や習慣を始め、治安や衛生観念など日本とは異なる部分がたくさんあるため、ホームステイはそのような異文化を受け入れられる大らかな人に向いています。

あれこれ神経質に考える人だと、フィリピンでのホームステイ生活は疲れてしまうかもしれません。

まとめ

今回は、フィリピン留学のホームステイの特徴と、ホームステイをする際の注意点をお伝えしました。

フィリピンでのホームステイは、ステイ先の選択肢が限られており、衛生面や治安面で注意をしなければならないこともありますが、学校寮では得られない貴重な体験をすることができます。

語学学校やエージェント経由で申し込むと、安心安全に手続きを進められるので、ぜひ検討してみてください。

よくある質問

英語講師の自宅でホームステイをする場合、宿題を手伝ってもらうことはできますか。

はい、宿題を始め、レッスンの予習・復習のサポートをすることも可能です。

ただし、詳細は学校へ確認するようにしてください。

フィリピンの水道水は飲めますか。

いいえ、飲めません。

水分を補給する場合は、必ずお店で買ったペットボトルの水か、ウォーターサーバーの水を飲むようにしましょう。

フィリピンのホームステイで出される家庭料理はどのようなものですか。

ホストファミリーにもよりますが、フィリピンでの主食にあたるお米と、日本人の口に合うガーリック風味もしくは甘い味付けの料理を提供されることが多いようです。

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この記事を書いた人

学生時代に交換留学で1年間イギリスに留学。卒業後は、日本語教師として働きながら、フランスでワーキングホリデー留学と語学留学を経験。現在は、マルタ島在住で主にフリーランスライターとして活動。

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