フィリピン・セブ島留学のスパルタ式語学学校のメリットとデメリットは?

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セブ島のスパルタ式語学学校で集中的に英語を勉強したいけど

「フィリピン・セブ島留学のスパルタ式語学学校を選ぶメリットは?」

「セミスパルタ式語学学校との違いは?」

「スパルタ式とセミスパルタ式、どちらを選べば良いんだろう…」

と悩んでいませんか?

一般的に、セブ島留学でスパルタ校に通うと短期間でも確実に英語力がアップすると言われていますが、思ったより効果を出せず、後悔する留学生がいるのも事実です。

なぜなら、スパルタ式のコースは朝から晩まで英語漬けの毎日を送れる一方で、ストレスが溜まって体調を崩しやすく、予習復習をしている時間もないので、人によってはセミスパルタ式の方が効率よく英語力を伸ばせるからです。

そこで今回は、留学エージェントのWebライターで合計3年間の海外留学をした私が、セブ島留学のスパルタ式・セミスパルタ式語学学校について解説します。

この記事では、セブ島のスパルタ式・セミスパルタ式語学学校を選ぶメリットとデメリットについてお伝えします。

この記事を読むと、セブ島留学のスパルタ校とセミスパルタ校について詳しくなり、自分は留学先にどちらのタイプを選べばいいのかがわかります。

結論をお伝えすると、追い込まれた環境の方が力を発揮できる人であればスパルタ校を、適度に緊張感のある環境で自分のペースを大切にしながら勉強したい人はセミスパルタ校を選択するといいでしょう。

目次

フィリピン・セブ島留学のスパルタ式語学学校とは

まずは、フィリピン・セブ島留学のスパルタ式語学学校について簡単にご説明します。

平日の外出は禁止

セブ島留学のスパルタ式語学学校では、平日(月曜~金曜)の外出は基本的に禁止されています。

1日のスケジュールを終えると夜21~22時頃になるので、そもそも外へ遊びに行く余裕はありませんが、外出禁止の校則があることで留学生もかなり緊張感を持って勉強に取り組んでいます。

英語学習時間は1日約10時間

スパルタ校では、マンツーマンメインの英語レッスンが8時間以上、義務自習が2時間と1日に約10時間もの英語学習時間が与えられます。

朝のレッスンは8時から始まり、夜の義務自習は22時に終了するというハードスケジュールですが、出席率や授業態度なども徹底的に管理されます。

母国語禁止ルールがある

スパルタ式の大きな特徴の1つとしてあげられるのが母語禁止ルール(English Only Policy=EOP)という校則がある点です。

母国語禁止ルールというのは、同じ国籍の人同士であっても学校内では英語で話さなければならないというもので、母国語を使うと罰金や外出禁止などの罰則を科されます。

日本人比率が低い

セブ島でスパルタ式英語学習を中心に提供しているのは韓国系の語学学校なので、留学生の国籍は韓国が多めで日本は少ないです。

日本人が多い学校でも日本人比率は30%程度となっているため、英語環境を作りやすいです。

スパルタ式でおすすめの語学学校 

セブ島留学のスパルタ式でおすすめの語学学校を3つご紹介します。

全て韓国資本の語学学校となっています。

EV Academy

2004年に設立され長い歴史を持つスパルタ校で、朝6時の単語テストから夜22時に義務自習を終えるまでのハードスケジュールをこなさなければなりません。

インプットはグループで→アウトプットはマンツーマンで→復習→テストで確認という独自のカリキュラムで運営しており、結果にこだわった指導をしています。

English Fella 2

セブシティ北東部の落ち着いたエリアにあり、セブ島で最も広い敷地面積を持つスパルタ式語学学校で、校内にはカフェやプール、バスケットボールコートなどの施設が充実しています。

韓国系なので食事面を考慮して、日本人留学生は指定日のみ外出が認められるJSpartaを選択することが可能です。

CPILS

在籍するネイティブ講師がセブ島で最も多く、老若男女問わず人気の高いスパルタ校です。

スパルタコースは1日12時間の学習時間(10時間のレッスン+2時間の講師付き義務自習)が設けられており、とても厳しいスケジュールとなっています。

セブ島留学のセミスパルタ式語学学校は何が違う?

次に、セブ島留学のセミスパルタ式語学学校はスパルタ式とどのように違うのかご説明します。

スパルタ式よりも校則が優しい

セミスパルタ式の語学学校は、スパルタ式よりも校則が優しいです。

外出制限を週3日のみとしている所、条件付き(テストに合格したらなど)で外出を認めている所、義務自習はなしとしている所など、校則は学校によってまちまちです。

放課後は自由時間がある

セミスパルタ式のスケジュールも早朝のレッスンから始まりますが、全てのレッスンが終わるのは夜18~19時頃なので、放課後は自由時間があります。

友達とご飯を食べに出かけたり、レッスンの復習をしたりと、自分の時間を有意義に過ごすことができます。

セミスパルタ式でおすすめの語学学校

セブ島留学のセミスパルタ式でおすすめの語学学校を3つお伝えします。

CPI

五つ星リゾートホテルのような学校をコンセプトに運営しているため、大きいプールやカフェテリア、売店など生活に必要なものは全て揃っているセミスパルタ校です。

放課後にはギターやダンスなどのクラブ活動に参加することができ、勉強と遊びを両立しやすい環境があります。

CIA

2003年設立の老舗校で、セブ島のセミスパルタ式留学で定評のある語学学校で、小学生や中学生のジュニア留学も積極的に受け入れています。

やや厳しめのセミスパルタ式で、母国語禁止ルールの適用、毎朝小テストの実施(点数によってペナルティあり)、義務自習などがあります。

Global Language Cebu

旧IDEA Cebuが2022年12月に新しく開校した日系のセミスパルタ式語学学校です。

外出制限や門限はありませんが、オプショナルレッスンや自習時間に参加すると学習時間が10時間を超えるため、スパルタ式のようなスケジュールで勉強することができます。

スパルタ式とセミスパルタ式のメリット・デメリット

ここでは、スパルタ式とセミスパルタ式のメリットとデメリットをご紹介します。

スパルタ式のメリット

スパルタ式の語学学校では、スケジュールが決められていて1日中英語漬けの留学生活を送れるため、短期間でも確実に英語力を伸ばすことができます。

学校によってはスパルタ式コース専用のキャンパスを用意している所もあり、モチベーションを維持しやすい環境が整えられています。

スパルタ式のデメリット

スパルタ式の学習スケジュールはかなり厳しく、韓国系の語学学校だと食事が合わないなどの生活ストレスも大きくなるため、体調を崩しやすい点がデメリットです。

さらに、自分で予習・復習をする時間がなかなか取れないので、初級レベルの英語学習者には向かないかもしれません。

セミスパルタ式のメリット

スパルタ式よりはスケジュールに余裕があるので、勉強の合間にリフレッシュをしながらメリハリをつけて英語を学ぶことができます。

ほどよく学習状況が管理されているので、留学が初めてという学生も勉強のコツがわからない英語初心者も効果的に英語学習を進められます。

セミスパルタ式のデメリット

ある程度自由な時間のあるセミスパルタ式は、遊びすぎてテストで悪い点数を取ってしまうと外出制限の対象になることがあります。

また、学校によって校則が異なるため、自分に合う学校を見つけるまでに時間がかかることもデメリットです。

フィリピン・セブ島留学で選ぶならどちらがいい?

最後に、フィリピン・セブ島留学で選ぶならスパルタ式とセミスパルタ式のどちらがいいかについて解説します。

追い込まれた方が集中できる人はスパルタ式

スパルタ式の語学学校に通う留学生はモチベーションが高く真剣に勉強しているので、追い込まれた環境の方が集中できる人はスパルタ式が向いているでしょう。

自分1人だとだらけてしまうタイプの人にもおすすめです。

適度な緊張感の中でマイペースに勉強したい人はセミスパルタ式

セミスパルタ式は自分の学習スタイルに合った学校を選べるので、スパルタ式ほど自由を制限されたくないけど、適度な緊張感を持ってマイペースに勉強したい人に向いています。

スパルタ式のハードスケジュールについていける自信がない人にもおすすめです。

英語初心者はノースパルタ式もおすすめ

ノースパルタ式は厳しい校則がない上に日系の語学学校が多いので、英語初心者におすすめです。

英語で言いたいことを伝えられなくても日本語で丁寧なサポートを受けられるので、安心して勉強に集中できます。

まとめ

今回は、セブ島留学のスパルタ校とセミスパルタ校のメリット・デメリットについて解説しました。

スパルタ式とセミスパルタ式のどちらがいいかは、どのくらい英語漬けの環境で勉強したいか、どの程度自分のペースで行動したいかによります。

自分にピッタリの学習スタイルについて考えてみて、後悔しない学校選択をしてくださいね。

よくある質問

セブ島留学でスパルタ式の語学学校は、週末も外出制限がありますか。

基本的に週末は自由に外出することができますが、学校によって22時までや24時までなどの門限があります。

セブ島留学でスパルタ校に通った場合、1ヶ月の学費はいくらですか。

1ヶ月あたり20万円前後が相場となっており、学費には滞在費と食費が含まれています。

スパルタ式からセミスパルタ式へ途中で変更することはできますか。

追加料金を支払えばコースを変更できる学校はありますが、各学校のルールによります。

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この記事を書いた人

学生時代に交換留学で1年間イギリスに留学。卒業後は、日本語教師として働きながら、フランスでワーキングホリデー留学と語学留学を経験。現在は、マルタ島在住で主にフリーランスライターとして活動。

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