「マルタ×フィリピンの二カ国留学の魅力って？」
「マルタ×他の英語圏だとどんな魅力があるんだろう」
このようなお悩みはありませんか？
二カ国留学といえばフィリピンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はマルタと他の国を組み合わせた二カ国留学も近年人気が高まっています。
なぜなら、マルタは他の英語圏やヨーロッパ諸国と比較すると物価が安いというメリットがあり、地理的にもイギリスやアイルランドを二カ国目に選びやすいからです。
そこで今回は、留学エージェントのWebライターで合計3年間の海外留学をして、現在はマルタ共和国に在住している私が、マルタの二カ国留学について解説します。
この記事では、マルタの二カ国留学の魅力とおすすめの語学学校をお伝えします。
この記事を読むと、マルタ×フィリピンの二カ国留学と、マルタ×他の英語圏の二カ国留学の魅力を知ることができます。
結論は、費用の節約重視の場合はマルタ×フィリピンの二カ国留学、イギリスやアイルランドなどの英語圏の留学にこだわりがある場合はマルタ×他の英語圏の二カ国留学を選択すると良さそうです。
二カ国留学とは
まずは、二カ国留学について簡単にご説明します。
2つの国を組み合わせた留学方法
二カ国留学とは、2つの国を組み合わせた留学方法です。
大学や専門学校への進学やワーホリなどのメインの留学の前に、費用を抑えながら英語力を伸ばすことを目的として選択する留学生が多いです。
豊富な留学スタイル
二カ国留学には豊富な留学スタイルが用意されており、自分の希望条件に合った留学を実現することができます。
具体的には、語学＋ワーホリ、語学＋大学進学、語学＋インターン、語学＋専門学校、語学＋語学などがあります。
フィリピンの二カ国留学が有名
二カ国留学といえば、フィリピン留学を組み合わせたものが有名です。
というのも、二カ国留学は韓国で主流となっていた「フィリピン×英語圏での留学」を参考にしたもので、日本でもフィリピンを組み合わせた留学を宣伝するケースが多いからです。
最近では、マルタ×フィリピンの二カ国留学を選択する留学生も増えています。
マルタと他の英語圏を組み合わせた二カ国留学も
マルタとイギリスやオーストラリアなどの他の英語圏を組み合わせた二カ国留学も、人気が高まっています。
その理由は、マルタは他の英語圏と比較すると物価が安いため、留学費用を抑えながら英語力を伸ばして英語圏での留学に備えることができるからです。
ワーホリ前に12週間程度の留学を合わせるケースが多い
二カ国留学では、ワーホリ前に12週間（3ヶ月）程度の留学を合わせるケースが多いです。
例えば、フィリピンで12週間語学学校に通ってから、オーストラリアへワーホリをしに行くというプランがあります。
一般的に、12週間の留学期間が最も英語力の伸びを実感できるとされていることもあり、このような留学プランを組む学生が多いようです。
マルタ×フィリピンの二カ国留学の魅力
ここでは、マルタ×フィリピンの二カ国留学の魅力を5つお伝えします。
留学費用を大幅に節約できる
フィリピンの物価はマルタと比べるとととても安いため、マルタ×フィリピンの二カ国留学にすると、留学費用を大幅に節約できます。
フィリピンの物価目安はマルタの半分、物によっては3分の1程度となっており、留学費用を抑えたい方にはおすすめです。
レッスン時間を多く確保できる
フィリピン留学は1日の基本レッスン数が5コマ程度（コースによっては10コマ）と多いため、マルタ×フィリピンの二カ国留学では、レッスン時間を多く確保することができます。
また、ほとんどのレッスンはマンツーマンで行われるので、アウトプットに十分な時間をかけられる点もメリットです。
マルタ留学はグループレッスンが基本で、1日のレッスン数は3～4コマ程度となっています。
フィリピンと似ているマルタは組み合わせやすい
マルタはリゾート地で外国人観光客が多く、ヨーロッパでは比較的温暖な気候となっており、留学環境がフィリピンと似ているため、二カ国留学として組み合わせやすいです。
フィリピンは語学学校によっては外出禁止の時間帯があるので、マルタではより自由な雰囲気の中で勉強できるでしょう。
マルタからフィリピンという順の留学も人気
マルタ×フィリピンの二カ国留学では、フィリピンを1カ国目に選択する留学生が多いですが、マルタを1カ国目にする留学プランも人気が高まっています。
リラックスしたマルタの留学環境で英語を話すことに自信をつけた上で、フィリピンへ渡航してTOEICやIELTSなどの試験勉強に励むという留学スタイルも良いかもしれません。
どちらも英語が公用語
マルタとフィリピンはどちらも英語が公用語という共通点があるので、二カ国留学をすることで効果的に英語力を伸ばせるでしょう。
どちらの国も英語を第二言語として習得している国民が多く、聞き取りやすいスピードで話してくれるため、初級・中級レベルの留学生は、英語を話すことにいち早く慣れることができそうです。
マルタ×他の英語圏の二カ国留学の魅力
以下では、マルタ×他の英語圏の二カ国留学の魅力を5つお伝えします。
費用を抑えながら英語圏への留学を実現できる
マルタは他のヨーロッパ諸国や英語圏の国と比較すると物価が安いため、二カ国留学先として組み合わせると費用を抑えながら英語圏への留学を実現できます。
特にヨーロッパの英語圏として人気の高いイギリスは、物価が高いからと諦めてしまう留学生も多いので、マルタを合わせることで留学を実現できるでしょう。
海外初心者でも留学のハードルが低い
マルタは他のヨーロッパ諸国と比べて治安が良いため、海外初心者にとって留学のハードルが低くなっています。
実際に、マルタには海外渡航や海外生活が初めてという留学生も多く勉強しています。
マルタを1カ国目として、海外での生活に慣れることができれば、二カ国目の英語圏での留学も自信を持ってスタートできるでしょう。
色々な国の友達ができる
マルタは語学留学先として人気がある上に、ビザが取得しやすいことから外国人移住者も多く、マルタで二カ国留学をすると色々な国の友達を作ることができます。
ヨーロッパからの外国人を中心に、アフリカ・中東・南米・アジアなど、日本では知り合うことのできない国から来た人々と交流する機会があるはずです。
ワーホリや語学留学でスムーズなスタートを切れる
物価の安いマルタで、英語の基礎を身につけるために語学学校での学習期間をしっかり確保しておくと、二カ国目のワーホリや語学留学でスムーズなスタートを切ることができます。
特にワーホリでは、日常会話レベル以上の英語力があると現地での仕事探しが有利となり、職種の幅も広がります。
イギリスやアイルランドのヨーロッパ諸国が人気
マルタ×他の英語圏の二カ国留学では、移動費が安く抑えられることから、イギリスやアイルランドなどのヨーロッパ諸国が人気となっています。
最も人気の高いマルタ×イギリス留学では、ビザなしで留学できる期間がマルタ・3ヶ月とイギリス・6ヶ月となっているので、合わせて9ヶ月間の長期留学をすることができます。
マルタの二カ国留学でおすすめの語学学校
最後に、マルタの二カ国留学でおすすめの語学学校を3つご紹介します。
Atlas Language School Malta
2019年設立と比較的新しい語学学校となっており、落ち着いた住宅街が広がるペンブロークというエリアにあります。
アイルランドのダブリン校がメイン校舎となっているので、アイルランドとの二カ国留学で利用しやすい学校です。
ダブリン校は大規模ですが、マルタ校は少人数制を徹底しているため、1クラス10名程度で1人1人に手厚い指導をしてくれます
EC Malta
世界的に人気の高い語学学校で、セントジュリアンに位置しており、マルタ国内では大きな規模を誇ります。
イギリスやアイルランドを始め、カナダやアメリカなど主要英語圏にキャンパスがあるので、他の英語圏との二カ国留学で転校制度を利用しやすいです。
夏のピーク時には90カ国以上から留学生が集まるため、国際交流を積極的に行っていきたい方にもおすすめです。
IELS Malta
35年という長い歴史のあるマルタの老舗校の1つで、スリーマエリアにあります。
留学生の年齢層が比較的高めなので、落ち着いて英語を勉強できる環境があり、社会人の二カ国留学に適しています。
EC Maltaと並ぶ大規模校として知られていますが、ヨーロッパからの留学生が多い学校です。
まとめ
今回は、マルタの二カ国留学の魅力と、二カ国留学におすすめのマルタの語学学校についてお伝えしました。
マルタ×フィリピンの二カ国留学も、マルタ×他の英語圏の二カ国留学もそれぞれの魅力があるため、自分が理想とする留学はどのようなものかを把握し、留学プランを立ててみてください。
留学が初めてという方は、留学する2カ国に校舎のある語学学校を選ぶと安心かもしれませんね。
よくある質問
- マルタ×イギリスの二カ国留学を考えていますが、マルタ3ヶ月＋イギリス6ヶ月の留学をした後に、もう一度マルタへ戻って3ヶ月留学をすることは可能ですか。
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日本人の場合、マルタには180日間に最大90日間滞在することができるので、ルール上はイギリスへ6ヶ月渡航した後にもう一度マルタで留学をすることが可能となっています。
ただし念のため、語学学校や留学エージェント、マルタの移民局へ問い合わせて確認をすることをおすすめします。
- マルタで3ヶ月留学をした後に、そのままマルタでワーホリをすることはできますか。
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いいえ、現在はマルタと日本の間でワーホリ協定が結ばれていないため、マルタでワーホリをすることはできません。
そのため、イギリスやアイルランドなどワーホリ協定を締結している国を検討してみてください。
- マルタとフィリピンの二カ国留学を考えていますが、マルタ→フィリピンの順番にしてもいいのでしょうか。
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はい、二カ国留学ではどちらの国を先にしても問題ありません。
マルタ→フィリピンの順番だと、マルタでは色々な国の留学生と交流して英語力を伸ばして、フィリピンではTOIECなどの試験対策に力を入れる留学プランがおすすめです。
